ネタがない時、欲しい情報がある時、いつもメディアから頼りにされる“ネタ元”と呼ばれる広報がいる。メディアと信頼関係を深めるためのポイントについて、メディアが指名するベテラン広報に聞いた。
Q. メディアから頼られる
ネタ元になるには?
機械設備や自動車、船舶、航空機などのリース事業から、生命保険、銀行、不動産、投資事業、環境エネルギー関連に至るまで、法人・個人向けに幅広く事業を展開するオリックスグループ。今や「リース」「金融」というカテゴリーに留まらないユニークな事業モデルを構築している。
そんな同社グループ広報部で報道対応を担当するのが、課長の堀井淳さん。新聞、雑誌をはじめとし、メディアの方から「今度会えないか」と声をかけられる“ネタ元”としての信頼も厚い。堀井さんがメディアから選ばれる、その理由とは─?

指名の理由はここ!
トップ取材時の対応に感動
ビジネス誌 編集長 A氏
宮内義彦シニア・チェアマン(元CEO)への取材や講演依頼にあたって、迅速かつ丁寧に対応いただきました。いわゆる“大物経営者”は、返事が先延ばしになることも多い中、そうしたことは一切なく、こちらがお願いしていない資料まで持参いただき、完璧と言える広報対応でした。

オリックス グループ広報部
堀井 淳さん
「困った時の堀井」と太鼓判
堀井さんは、新卒でオリックスに入社後、法人営業などを経て、2009年に広報部に異動。現在は、不動産事業とプロ野球以外のすべての領域でメディアリレーションズを担当している。そのため、日銀クラブや東商クラブ、エネルギー記者会など様々な記者クラブに顔を出し、 …