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ご当地キャラ博士が解説!ヒットのツボ

ご当地キャラで復興支援 陸前高田「たかたのゆめちゃん」のキセキ

野澤智行(アサツー ディ・ケイ)

プロモーションや地域振興など、目的に応じた企業や行政団体によるキャラクター活用事例と、ヒットを生み出すポイントについて、キャラクタープロモーションの第一人者・野澤智行氏が解説します。

2015年3月7日さいたま新都心コクーンプラザにて開催された「陸前高田応援スペシャルイベント
~自分たちに出来る事から~」に出演したゆる党メンバー。後列中央が「たかたのゆめちゃん」。

子どもたちのために誕生

2011年3月11日に起こった東日本大震災から、早くも4年が経過した。被災地の復興は未だ途上で、マスメディア報道、ボランティア、義援金が軒並み減少するなか、2012年ごろから各地で誕生したキャラクターやヒーローたちによる復興支援活動も転機を迎えている。ゆるキャラの「あたまがふくしまちゃん」(福島県)や「めんどくしぇ おのくん」(宮城県)、「てる政宗」(宮城県)、イラストキャラクターの「東北ずん子」(東北6県)、ローカルヒーローの「東北合神ミライガー」(東北6県)や「相双神旗ディネード」(福島県相双地区)など多くの有志を代表して、いち早く誕生した岩手県陸前高田市公認キャラクターである「たかたのゆめちゃん」の活動を紹介したい。

「たかたのゆめちゃん」(以下、ゆめちゃん)は、未来を担う地元の子どもたちのためになんとかしたい、との思いでNPO法人「陸前高田市支援連絡協議会Aid TAKATA」 が立ち上げた「夢☆キャラプロジェクト」により、公募334作品から陸前高田市の小中学生投票を経て2012年1月に誕生した。

2011年8月設立。東日本大震災で甚大な被害を受けた陸前高田市や市民を支援するプラットフォーム。

Aid TAKATA事務局長の阿部広宣さんによると、震災直後でキャラクター制作の賛否が分かれるなか …

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