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米国PRのパラダイムシフト

「ソーシャルファースト」時代 PRプロフェッショナルの条件とは?

岡本純子(コミュニケーションストラテジスト)

読売新聞記者、PR会社を経て活動する岡本純子氏による米国からのレポート。現地取材により、PRの現場で起きているパラダイムシフトを解説していきます。今回はソーシャルメディアの登場による、PRの変化をレポートします。

先日、こちらの大手メディア記者とのランチの席で、こんな話が出た。「最近、注目されているある企業のちょっとしたトラブルを取材しようとしたが、プレスリリースも出してないし、連絡先の電話番号も分からない。仕方がないのでTwitterでメッセージを送って、連絡をとったよ」。

その知人も、個人のTwitterアカウントを開設し、情報発信することを会社から義務付けられている。アメリカの記者の多くが個人のソーシャルメディアアカウントを通じて、積極的に情報を発信し、収集することを会社によって求められているのだ。

Facebookで公式の謝罪

ソーシャルメディアはPRやメディア、マーケティング業界の“流儀”や“常識”を根本から変える大きな起爆剤となっている。例えば、昨年11月にはこんな事案があった …

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