業界ごとに存在する数多くの専門メディア。広報担当者にとっては、メディア対応の登龍門となることも多いでしょう。その編集方針やヒット企画、注力テーマを聞き、関係構築のヒントを探ります。
独自調査の全国家賃相場が好評
全国55都市の家賃をマンション・アパートに分けて分析。
4大都市圏は年2回、その他は年1回掲載している。
家賃相場の特集記事が好評
1948年に創刊し、住宅・不動産市場の動向を週刊で提供する『住宅新報』。トレンドを掘り下げた特集をはじめ、マンション開発・経営や、賃貸・管理、投資など総合的な紙面構成で経営者から営業担当者まで役立つ情報を伝える。
「主なターゲットは中小の不動産業者です。最新の情報だけでなく、ビジネス実務上の注意点などを指南する連載も人気が高く、トレンドと実務のバランスをとっているのが特徴です」と編集長の福島康二さんは話す。
読者の反響が大きいのは、全国の家賃相場を公表する特集記事。独自に調査を行い、東京と大阪、名古屋と福岡の4大都市圏は年2回、その他は年1回掲載する。福島さんは、「継続的に実施することで傾向も浮かび上がり、高評価をいただいています」と語る。
この4月から宅地建物取引主任者の名称が変わり …
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