一生かけて追求する価値のある「PR」の仕事の未来像を描こう
新聞記者、PR会社を経て活動する岡本純子氏によるグローバルトレンドのレポート。PRの現場で起きているパラダイムシフトを解説していきます。
米国PRのパラダイムシフト
ロックフェラーセンターの高層階にあるGEのオフィスから、ほぼ毎日、新しいストーリーを世界に発信しているというケルナー氏。サイト運営や「ブランドジャーナリズム」の効果、展望などを聞いた。
編集長のトマス・ケルナー氏は『フォーブス』の元記者。
2008年のリーマン・ショック後、GE Capitalという金融部門を抱えていたGEに対するメディアの論調も厳しさを増しました。そこで、自分たちでストーリーを発信してはどうだろう、という話になったのです。プレスリリースはシェアされないでしょう?ストーリーなら多くの人の心に響き、シェアしてもらえます。「ウォールストリートジャーナル」や「WIRED」のように、真のストーリー、ニュースを伝えていきたいと考え始めました。
基本は私一人が取材をし、記事を書いています。協力会社が動画やインフォグラフィックスなど …