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人気メディアの現場から

名物編集長が明かす 『Tarzan』がくまモンと組んだ理由とは?

マガジンハウス『Tarzan』

報道対応を担当するPRパーソンにとって、気になるのがメディアの裏側。企業取材のスタンスや、プロデューサーや編集長の考えに迫ります。今回は1986年創刊のスポーツライフスタイル誌『Tarzan』の編集長が登場します。

マガジンハウス
『Tarzan』

約19万部発行/毎月第2・第4木曜日(月2回刊)発売/1986年創刊

    年間の定番企画

    (1)『ヒアカムズ ターザン』(アスリートインタビュー)

    (2)『クルマな週末』(クルマ)

    (3)『ワッツイン』(スポーツギア)

    ここ1年のヒット企画

    (1)『目指せ、腹割!』(649号)

    (2)『気持ちい〜い、ストレッチ』(656号)

    (3)『実は、カラダに悪いコト』(651号)

    ●編集体制

    スタッフ数は10人。月2回刊の雑誌のため、2デスクで月1本の特集を担当。スポーツや健康、医療情報などの専門分野も扱うため、誌面のコアとなる情報に関しては「全員担当」制。その他、クルマやファッション、スポーツグッズなど新製品の連載では、各担当を配置。

自治体も注目するブランド力

スポーツライフスタイル誌として全国に浸透している『Tarzan』。1月5日発売号では、熊本県のキャラクター「くまモン」がカバーに登場し、ネットニュースや新聞などメディアの注目を集めた。ダイエット特集にちなんだコラボ企画で、誌面では「メタボ解消」を目指すくまモンの挑戦や熊本産食材を使った健康レシピなどが6ページにわたって特集された。

「こうした自治体とのコラボレーションは、今回が初めてではないんです」と話すのは、編集長の大田原透さん。訴求内容をじっくりと読み込ませることが可能な雑誌は、地方PRとも相性が良い媒体だと大田原さんは断言する。

「この号では熊本県が健康県をアピールしましたが、地方が全国へ発信することにどんな意味付けができるのかがとても大切だと思っています。味覚などの特産品の紹介にとどまらず …

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