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広報部長の心得

ベテラン広報部長に聞く「新聞の社長取材を受けるとき、気を付けることは?」

経営をサポートし、マスコミと向き合い、部員をリードする。そんな広報部長に求められる「心得」を経験豊富な先輩が伝授します。

今月の相談⑼
新聞の社長取材を受ける際に
注意すべきことは。

社長が大手経済紙のインタビューを受けることになりました。社長は記者対応に慣れていませんし、私も広報部長として同席するのは初めてのため不安です。準備と当日、事後対応の心構えについてご教授願います。

広報は事前準備が8割
社長ならではの話を前面に

広報活動の成否はいずれにおいても“事前準備”に負うところが8割と言っても過言ではありません。

社長取材を受ける際は取材目的や質問項目、掲載イメージなどを確認しますが、社長取材の場合はその発言内容によってスクープ記事になる可能性も秘めています。取材が未公表案件に関わる場合は充分な社内調整も必要です。

記者には、自社の業況や事業展開、参考にしてもらいたいことを資料を添えて事前に説明しておきます。取材の時間は限られています。社長にしか話せないことを取材してもらえるように段取りしましょう。社長とは必ず事前打ち合わせをし、取材意図を伝え、質問項目と回答トーンをすり合わせます。

取材には必ず同席します。ただし、記者が聞きたいのは社長の話。広報部長が口を挟まないのが原則です。取材終了後、認識のズレや説明が必要なことがあれば対応します。記事が掲載されたら、内容を確認して記者にお礼の電話を。万が一、事実と異なることや誤りがあれば速やかに対処しましょう。

「ネアカ、のびのび、へこたれず」で企業広報賞

富士ソフト コーポレートコミュニケーション部長 井上喜久栄(いのうえ・きくえ)

ダイエーで広報担当者から課長、部長、スタッフサービス・ホールディングスを経て2009年富士ソフトに入社し現職。モットーは、「ネアカ、のびのび、へこたれず」。2008年に「企業広報賞」企業広報功労・奨励賞を受賞。

2回の打ち合わせで
社長が話す内容を絞り込む

まず記者にどんなことを聞きたいのか確認し …

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