35.5%の企業が「この1年で、効果測定の重要度が上がった」と回答した一方、4割超が「変化なし」としているが、広報業務の評価軸は常なる課題である。その評価指標や、社内での共有の仕組みの現状について、各社の声を見てみよう。
効果測定の永遠の悩み
●比較できる競合が不在
第三者視点での報道分析が行えていない。比較対象の競合が不在。広告換算に手間がかかる(サービス)
●誤差の範囲内でしかない?
あまりにも(企業の)認知度が低いので、多少数値が上がっても(下がっても)誤差の範囲内という結論になってしまいかねない(メーカー)
●ビジネスへの影響
BtoBなので、ビジネス直結ではない場合がほとんどである。どのくらいビジネス的な影響度があったか信憑性が低い(IT)
●広告換算は「効果」ではない?
広告費換算についてはその概念自体が理解しにくく、説明もしづらい。また ...