この10年の危機管理広報の大きな変化─それはネットによる影響が加わったこと。ネット上での告発、企業レピュテーションの毀損など、予測しえないリスクの火種がある。
CASE STUDY
Twitterの告発で発覚
2014年12月、製品に虫が混入していたとして全商品の販売休止に追い込まれた「ぺヤング」ブランドでおなじみ、まるか食品(群馬県伊勢崎市)のホームページ。12月11日付でお詫び文が掲出されたが、今回の問題が発覚したのも消費者によるTwitterの投稿がきっかけだった。広報の初動対応のまずさが指摘される一方、報道やネット上の話題の過熱を批判する声も。
わが社の炎上体験記
●アルバイトの発言
店舗のアルバイトスタッフの発言で炎上(サービス)
●他意はなかったのに…
Facebook上で、お客さまとコミュニケーションをした結果、その内容が他のお客さまを刺激し、炎上してしまった(メーカー)
●悪ふざけ投稿でお詫びに奔走
Twitterで従業員が悪ふざけ投稿をし、炎上。ホームページ上でお詫び文を掲載、その後 ...