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広報部長の心得

ベテラン広報部長3人に相談「社内の理解と協力が得られません…」

経営をサポートし、マスコミと向き合い、部員をリードする。そんな広報部長に求められる「心得」を経験豊富な先輩が伝授します。

今月の相談⑺
社内の理解と協力が
なかなか得られません。

広報部員は頑張っているのですが、取材対応や情報収集などで社内の協力がなかなか得られないのが課題です。広報部が果たす役割の重要性を理解してもらい、前向きに協力してもらうために、部長としてすべきことは何でしょうか。

協力を得て成果が出たら
必ずフィードバックを

広報活動に対する理解や協力を社内から得るためには、いかに「自分の仕事の成功には広報が必要だ」と相手から思ってもらえるかが肝心です。

そのためには、社内に協力を依頼する際に、「なぜこの活動が必要なのか。広報に協力するメリットは何か」を相手にしっかり伝え、理解してもらわなくてはなりません。伝えるべきポイントは、まず、全社視点でみた会社としてのメリット。次に、協力を求める相手にとってのメリット。最後に、メディアとの関係を強化・維持したい広報自身のメリットです。この三つのメリットを広報がしっかり吟味してから協力を依頼しましょう。逆に言えば、この三つのメリットが明確でない限り、協力を依頼するべきではありません。

そして協力を得て結果が出たら、その成果を必ずフィードバックします。成果を積み重ね、それが社内で認知されていけば、広報に協力するメリットが理解され、自然と情報も集まってくるようになります。円滑な広報活動に、社内からの信頼は欠かせません。

外資系企業を経て日本企業の広報革新へ

オムロン コーポレートコミュニケーション部長
井垣 勉(いがき・つとむ)

日本コカ・コーラの広報部長を約10年務めた後、2013年2月にオムロンのコーポレートコミュニケーション部長に就任。グローバル企業の経験を生かして、日本発グローバルな広報活動に挑戦中。日本広報学会理事。

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例えば毎朝 ...

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