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デジタル広報再入門 実践編

ネット告発、悪意のレビュー…2014年の主なネット炎上事例と15の傾向

鶴野充茂(ビーンスター)

毎年多様性を増しているネットでの炎上事件。どこでも起こり得る問題として、主な15のタイプを事例とともに挙げる。

    1.Twitter炎上、職員による中傷

    バカッター・バトル

    ●ヤフー 社員が自社媒体の記事批判(6月)
    ヤフーから依頼を受けてYahoo!ニュース個人に執筆していたマーケターの永江一石氏の公開Facebookに、記事がくだらないとヤフーの社員が投稿。個人の見解としたが、氏は一連の流れを記事にし、それをもって執筆を停止。

    ●日通 派遣社員が同僚を中傷(9月)
    日本通運の男性派遣社員が、過去数カ月にわたりTwitterに同僚の顔写真や「気持ち悪い」などの中傷を投稿。ネット上で社員の身元が特定された。同社が把握した時点ですでに社員は退職、同社は不適切な内容だったと謝罪。

    2.個人情報漏えい

    セキュリティ設定ミス、ハッキング、管理体制不備

    ●ベネッセ 個人情報漏えい(7月)
    ベネッセホールディングスは、通信講座など26サービスの顧客の個人情報、最大2070万件(後に3504万件に変更)が外部に流出したと発表。同社の業務請負会社の派遣社員による名簿情報の持ち出し、転売によるもの。

    ●JAL 個人情報漏えい(9月)
    日本航空は、最大73万件のマイレージ会員の住所や生年月日が流出した可能性があると発表。顧客情報システムにアクセスできる社内PCの一部に、悪意のあるプログラムが仕込まれたことが原因と報告した。

    3.ネット告発

    利用者・スタッフによるネット暴露

    ●楽天 派遣社員への差別発覚(3月)
    Q&Aサイトに匿名で「社内公用語が英語の有名IT企業に派遣で勤めていたが、昼食を社内で取れないなど差別を受けていた」と告発。楽天と推測され ...

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