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2014年のヒットに学ぶ 商品広報のノウハウ

「インキ色別に大人買い」多発!子ども向け万年筆「カクノ」ヒットの裏側

パイロットコーポレーション「カクノ」

「カクノ」のパンフレットでは、商品の4つのポイントを説明。
ペン先の向きがわかる「えがおのマーク」のほか、商品の特徴をやさしく伝えている。

「フリクション」と並ぶ記事数

パイロットコーポレーションから2013年10月に発売された子ども向け万年筆「カクノ」が人気を博している。万年筆は“高級筆記具”としてのイメージが根強いが、カクノは1本1000円(税別)とリーズナブル。年間売上目標を15万本に設定していたが発売直後から勢いは止まらず、2014年9月末までに65万本を売り上げた。

メディアの注目度も高く、『日経トレンディ』の2014年ヒット商品ランキングでは25位にランクイン。パイロットといえば、年間数億本を売り上げる消せるボールペン「フリクション」(2007年発売)で知られているが、同社営業企画部によると「2014年のメディア掲載実績を見ると『カクノ』は『フリクション』とほぼ同等」といい、社内でも「フリクション以来の話題性ある商品」との呼び声も高い。

「字を丁寧に書いてほしいからと子どもに買ってあげたり、親子で使ったりするケースも多いようです」と話すのは、商品開発を担当した斉藤真美子さん(営業企画部高筆企画グループ主任)。予想以上に大人のユーザーからの反響も大きく、「Twitterなどのコメントを見ていると発売当初は男性からのツイートが多かったのですが、最近は“美文字ブーム”の影響もあってか、30代女性にも好評です」。

「インキ色別に大人買い」多発

「カクノ」のニュースリリースはこれまで商品発売のタイミングで2回発信しており ...

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