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ジョージア、キングジム「着る布団」などヒット商品に学ぶ 消費者インサイトのつかみ方

クロス・マーケティング

11回目となる「インサイトスコープprojectセミナー」のテーマは「インサイトドリブンで成功するマーケティング戦略」。約150人の企業のマーケティング担当者が耳を傾けた。

ジョージアヨーロピアンはなぜヒットしたのか。九鬼氏が明かしたマーケティング戦略について、参加者は熱心に聞き入っていた。

専門店のコーヒーを目指す

いかに消費者のインサイトを正しく導き出し、商品開発に活かしていくか─。第1部で登壇した、日本コカ・コーラ マーケティング本部の九鬼裕隆氏は、コンビニの淹れたてコーヒーが席巻する中、4月に発売したジョージアヨーロピアンをヒットに導いた戦略を披露した。

ジョージアの課題のひとつが、「缶コーヒーではなくレギュラーコーヒーを好む消費者をいかに取り込むか」。「本格的ではない」「香りが弱い」といった、缶コーヒーの固定的なイメージを払拭するため、「コーヒーとして心からおいしいと思える缶コーヒー」を目標に設定。東京・恵比寿のコーヒー専門店「猿田彦珈琲」に監修を依頼し、喫茶店で出しても遜色のない缶コーヒーを開発した。本格的な味を体感してもらうべく、商品を味わえる期間限定のカフェ「コーヒーハウスヨーロピアン」も都内にオープンし、一躍ヒット商品となった。

九鬼氏はこう力を込める。「正しい消費者インサイトを見つけられれば、製品やマーケティング戦略を正しい方向に導くヒントになります」。

第2部では、キングジム広報室の三浦なずな氏が登壇。三浦氏は、SNSを駆使して消費者と直接コミュニケーションを取り、その声を「グッとくる」商品開発やPRに活かしてきた。

9月に発売された、災害時にオフィスなどで使える「着る布団&エアーマット」では、発売に先駆け商品をまとい会社の床に横たわるモデルの写真をTwitterに投稿。すると「これはすごい」「画期的な社畜グッズ」とユーザーからコメントが殺到。メディアにも注目され話題となった。日々商品広報に直結しない“ネタ”ツイートでファンと交流しているからこそ、消費者の心に響くPRにつながった。「肩肘を張らないコミュニケーションが消費者の本音に響きます。ブランディングの強要を迫る前に、消費者と一緒にブランドや商品について考える“遊び”を残すことが大切です」(三浦氏)。

    第11回 インサイトスコープProjectセミナー
    「インサイトドリブンで成功する マーケティング戦略」

    日時:9月26日(金)会場:ホテルフロラシオン青山

    プログラム


    第1部 生活者を捉えた
    ジョージアキャンペーン戦略

    日本コカ・コーラ
    マーケティング本部 IMC コンテント エクセレンス
    シニアマネジャー 九鬼裕隆氏


    第2部 グッとくる商品開発
    ソーシャルメディアで話題を生む仕掛けづくり

    キングジム
    広報室 リーダー 三浦なずな氏

    インサイトスコープProjectは、複雑化している企業のマーケティング戦略を成功に結び付けるための手法や考え方を、ケーススタディや分析データをもとにご紹介することを目的としています。

    お問い合わせ

    株式会社クロス・マーケティング http://www.cross-m.co.jp/
    〒113-0021 東京都文京区本駒込6-5-3 ビューネ本駒込1F
    TEL:03-6859-2252 担当:来條(らいじょう)

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