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オフィスイノベーション

「社員はアスリート、工場はスタジアム」創業50年、茨城県のものづくり企業の新オフィス

相鐡

各種金属の加工、販売を手掛ける相鐵(そうてつ)。社名は創業者であり先代の社長でもある三村相哲氏に由来する。茨城県日立市にある工場は棟ごとに作業内容が分かれており、写真の第7スタジアムでは曲げ加工と呼ばれる作業を専門に行っている。7月に稼働したばかりのこの場所で、創業50周年の記念式典も執り行われた。壁面に掲げられた大きな写真パネルも50周年を記念してつくられたもの。

今年で創業50周年を迎えた相鐵では7月、「社員をアスリートに。工場をスタジアムに。相鐵は“TEAMSOUTETSU”に変わります。」というコンセプトを掲げ、取引先企業やプレスに向けて高らかに変革を宣言した。

「多品種少量短納期生産」が特徴の相鐵にとって、社員ひとりひとりの判断力と高いパフォーマンスは必要不可欠なもの。それをグラウンド上で表現しているサッカーや野球などのスポーツ選手に重ね合わせ、社員を「アスリート」として捉えている。これにより職場は「スタジアム」と位置付け、工場の各棟には数字とともに「スタジアム」と表記することにした。この大きく目立つサインは、従来はなかったもので、取引先などを案内するときにも便利に機能しているという。

建物の外観だけではなく ...

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