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基礎からのIR講座

IR担当者が知っておくべき 社外とのコミュニケーションのノウハウ

貝沼直行(ドンキホーテホールディングス)

株主や投資家、アナリストとのコミュニケーション、各種ツールの作成など多岐にわたる上に奥深いIRの仕事。豊富な実務経験をもとに、IRベテランの方々にそのコツを伺います。

こんにちは。9月は海外投資家が証券会社主催のカンファレンスのために来日することが多く、それに合わせた面談に忙殺される今日このごろです。今や東京証券取引所の売買代金の70%近くは海外投資家が占めており、その証券市場に関わる事業法人IR担当として当然といえば当然です。

さて、前回は、社外の情報をどのように社内にフィードバックすれば社内での付加価値を向上させられるかについて書きました。今回からは、文字通り本業である、社外に対してのIR業務をテーマに取り上げたいと思います。例えば制作するツール作成にあたっての大事なポイント、スチュワードシップコード*1、統合報告書などにも触れながら、IR業務の目指すべき姿を浮き彫りにしていきたいと思います。

    *1 スチュワードシップコード…機関投資家向けに定められている投資先企業との対話に関する行動規範のこと。

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