2015年末、10カ国の経済統合が控えるASEAN諸国。前回は各国のSNS普及状況やPR方法のポイントを解説したが、今回は日系企業の成功事例をもとに、現地ビジネスの正攻法を探る。
2030年には世界人口の26%に達すると推計されるイスラム人口。ムスリム人口の国別上位10位のうち、4位までがアジアで1位はインドネシアとなっています。
またマレーシアはイスラム世界のハラル(イスラム合法)ハブになっており、人口3000万人に対しマレーシアを訪れる外国人観光客が2500万人と日本の2.5倍。私たち日本人の日常には遠く思われるイスラム教徒ですが、シンガポールを中心とするASEANでは日常であり、日系各社もイスラム市場の取り組みをASEANマーケットから始めています。今回はその成功事例ならびに、どこから手を付けるべきか、実例を紹介していきます。
東南アジアは海外展開の試金石
アジア・イスラム市場への進出と、PR戦略に有効な統括国はズバリ ...