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現地報道から考える日本のグローバル広報

英テレビ番組効果、日本人が観光名所に押し寄せる「ダウントン・シャーロック・パディントン効果」とは?

小林恭子(在英ジャーナリスト)

欧州のメディアは日本社会や企業をどのような目で分析し、報じているのか。在英ジャーナリストの小林恭子氏が毎号、実際の報道や論調をもとにレポートします。

BBCによる野々村県議の映像はYouTubeで19万回以上再生された。

号泣動画に数十万の再生

日本人の目から見ても「ちょっと変わっているなあ」と思う人々が、近ごろ、話題をさらった。まずは兵庫県議会の野々村竜太郎県議の「号泣会見」(7月1日)だ。300万円近くの日帰り出張の交通費には領収書の添付がなく、不明瞭さを記者団から追及されると、議員は号泣してしまった。「見事な」(?)号泣ぶりの動画は、国内外のソーシャルメディアであっという間に拡散された。BBCの動画を掲載したYouTubeの映像は19万回以上再生されている(8月上旬現在)。議員はなぜ領収書がなかったのかなど肝心の質問には会見内でまともに答えていなかった。BBCの記者は日本の通行人へのインタビューを織り込んで、「議員には回答する義務がある」「領収書がないのはおかしい」という声を引き出した(BBCニュース、7月3日付)

ろくでなし子さんとロシア報道

もう1人、大きな注目を浴びたのが漫画家・芸術家の、ろくでなし子さん。自らの性器を…

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