プロモーションや地域振興など、目的に応じた企業や行政団体によるキャラクター活用事例と、その裏側にあるヒットを生み出すポイントについて、キャラクタープロモーションの第一人者・野澤智行氏が解説します。
6月28日~29日に幕張メッセで開催された次世代ワールドホビーフェアでの「妖怪ウォッチ」のブース。
6月28日~29日、次世代ワールドホビーフェア東京会場・幕張メッセで一番目立っていたのは、「妖怪ウォッチ」だった。昨年7月にニンテンドー3DSゲームが発売され、今年1月からテレビ東京系でアニメ番組が始まってからは、劇中にも出てくる妖怪メダルの品切れが続き、2014年5月のバンダイ「お子さまの好きなキャラクターに関する意識調査」*1で13年連続の1位となった「それいけ!アンパンマン」(11.9%)に肉薄する2位(10.8%)にランクインするなど、台頭ぶりは目覚ましい。
従来のキッズ向けコンテンツは、男児・女児いずれかに人気が限定される例が圧倒的に多いが…
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