編集部は3人体制。記事作成やレイアウト、写真撮影の一部を外部の制作会社に依頼している。
三井不動産レジデンシャルの社内報『こちらのレジで』は、2007年に創刊。PR体制の強化を目指すという藤林清隆社長の方針のもと、広報ツールとしての使用も視野に入れ、目下リニューアルに取り組んでいる最中だ。
ポイントは、「社外の人が読んでも面白いと思えるようなコンテンツに」(山本洋介編集長)。例えば、シェアハウスの専門メディアを持つ「ひつじ不動産」の運営会社社長にインタビューしたり、拡大するアクティブシニア市場について考察したりと、同社の話題に限らず、マンション業界全体のトレンドがつかめるよう工夫。このため、あえて年間の特集スケジュールを立てず、時勢に合った旬な特集テーマをその都度検討している。また、同社の新商品である、間取りを自由に変えられる部屋「カナウプラン」など、対外的にPRしたい事案も積極的に盛り込むようにした。
PRを強化する上で社員からの協力も欠かせない。そこで、最新号ではPRチームの仕事がどうメディア掲載に結びつくのかを ...
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