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広まる企業リスクにどう向き合うか

LINE森川社長のブログ反論は正しかったのか

管野吉信(広報コンサルタント)

企業のリスクが拡大している。冷凍食品への農薬混入、悪ふざけ写真のインターネットへの掲載といった「社内テロ」をはじめ、悪評を受けるレピュテーショナルリスクなども活発だ。これらのリスクは企業業績を直撃し、最悪の場合、市場からの撤退=倒産を招く。あらためて、リスクにどう向き合うかを考察する。

記者サイドに余裕がなくなった

日本最大のメディアをご存知だろうか─。正解はYahoo!ニュースで、読者は3000万人と言われる。インターネット上でニュースを読み、簡易投稿サイト「Twitter」や会員制交流サイト(SNS)で情報交換がなされる中で、リスクマネジメントも従来にないメディア対応を迫られている。

日本のメディアを相変わらず活字メディアが支えているのは間違いない。100人を超える記者を抱えているのは活字メディアだけと言っても過言ではなく、インターネットに配信されるニュースは圧倒的に活字メディアからである。さらに新聞社、テレビ、通信社が加盟する記者クラブが依然として企業や官公庁の主な発表の場であることも変わりはない。

それでも地殻変動は起きている。リスクマネジメントの観点で言えば…

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