
ロゴ入りのシンプルな缶ケース。持ち運びに便利なサイズを意識した。

会場に設置された「ナッツバー」。5種類の味から好きなものを選んで、各自で缶に詰め込むスタイル。
各社ユニークな趣向を凝らすことで知られる化粧品ブランドの発表会の中で、「毎回必ず目を惹く仕掛けがある」と美容編集者らの間でも呼び声が高い、ニューヨークの調剤薬局発のスキンケアブランド「キールズ」。発表会の演出もさることながら、配布されるノベルティも遊び心あふれるものが多い。
写真は、昨年1月に開催された新製品発表会で配布されたもの。一見、「中身は空っぽ?」と思いきや、会場に設置された“ナッツバー”から、好きなナッツやドライフルーツを自由にピックアップし、缶ケースに詰めて持ち帰ることができるスタイルだ。
着想は、発表会のゲストとして招いたミス・ユニバース・ジャパン公式栄養コンサルタントのエリカ・アンギャル氏の美容法から。小腹が空いた時やおやつにナッツやドライフルーツを食べると美容に良いというエピソードから、インナービューティーを推奨するスキンケアブランドとして、新製品のコンセプトにも合うと考えた。「お土産も、製品とストーリーがリンクすることが大切。ナッツは天然サプリメントとも呼ばれるほど栄養豊富で、食べると体内から美しくなる、という万能の食べ物。普段からナッツを入れるための缶を持ち歩いているという話を聞き、美容意識の高い編集者の方々にも喜んでもらいやすいお土産をと考え取り入れました。好きな味を自由に詰め込める形式が、メディアの方からも好評で、美味しくて美容効果が高いと喜んでいただけました」(PRマネージャー 新井ゆめ子氏)。
缶ケース、ナッツ、ドライフルーツ | |
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配布先 | ファッション誌、ライフスタイル誌、ウェブメディア、美容雑誌など幅広い来場メディア 約300人 |
製作数 | 約300個 |
企画 | キールズ |
キールズ
1851年創業。ニューヨークでアポセカリー(調剤薬局)として創業し、科学、薬学、ハーブの知識をもとに天然由来成分を配合した、スキンケア、ボディケア、ヘアケア製品を展開する。2008年に日本上陸。