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グローバル広報の第一歩

魚谷新社長就任、資生堂のグローバル広報はどう変わる?

資生堂

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魚谷新社長が登場400人の報道陣を集めた発表会
2014年4月8日に開催された新製品発表会。魚谷氏が登場した初めての発表会に海外のメディアも注目した。

新社長のもと海外展開

今年4月、日本コカ・コーラの会長を務めた魚谷雅彦氏が新社長に就任し、メディアの大きな注目を集めた資生堂。アジア、アメリカ、欧州など、幅広くグローバル事業を展開している。2013年度の地域別の売上高は、日本国内が3773億円だったのに対し、海外は3848億円、事業別実績でグローバル事業の売上高が50.5%に上り、初めて海外が国内を上回った。

同社の海外展開の歴史は、1957年の台湾進出を皮切りに、欧米、アジアへと広がり、近年は89の国と地域で商品を展開している。1987年には「国際広報課」を立ち上げて以来、グローバルでの情報発信に取り組み、現在では広報部内の担当者が国際事業部と連携しつつ、広報活動を進めている。

今年6月4日には、日本と中国のトップ企業の経営者が集う「日中・アジア経営者フォーラム」が都内で開かれ、魚谷社長がパネラーとして登壇した。魚谷社長は、インターブランド社が毎年発表している世界のグローバルブランドランキングで、上位50社のうち日本企業がわずか4社しかないと指摘。「グローバルビジネスで企業価値を高めるためには、ブランドの価値を高めることが極めて重要な意味合いを持つ」とし、今後資生堂を50位以内に押し上げるべく、グローバルブランドの確立に向けて注力する方針を示した。

世界各国で新商品発表会

これを強く印象付けるイベントが ...

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