日本唯一の広報・IR・リスクの専門メディア

           

基礎からのIR講座

機関投資家を増やす「ヒアリング面談」のコツ

貝沼直之(ドンキホーテホールディングスIR部 部長)

株主や投資家、アナリストとのコミュニケーション、各種ツールの作成など多岐にわたる上に奥深いIRの仕事。豊富な実務経験をもとに、IRベテランの方々にそのコツを伺います。

第3回のテーマ 機関投資家からのヒアリング面談

こんにちは。前回の連載では、なぜIRを実施する必要があるのかといったそもそもの疑問について、また、その必要性をどのように社内のステークホルダー(経営者や従業員など)に分かってもらうかについて書きました。今回は、一旦外に目を向け、機関投資家(アナリスト、ファンドマネジャー)にIRを推進していく場合の具体的なプロセスについて書いてみます。

いかに面談数を増やすか

機関投資家へのIR活動には概ね以下のようなものがあります。経営情報の重要な事実を速やかに証券取引所に開示し、社外にアナウンスする。四半期決算発表に合わせて決算説明会や決算電話会議を開催する。小売業であれば月次売上高を開示する、等々です。この一つに、会社の事業や業績に関する機関投資家からIR担当へのヒアリング面談(One on Oneミーティング)に対応することがあります。今回は特にこの活動にスポットをあて ...

あと72%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

お得なセットプランへの申込みはこちら

基礎からのIR講座 の記事一覧

機関投資家を増やす「ヒアリング面談」のコツ(この記事です)
そもそもIRはなぜ必要?
上場企業のIR業務立ち上げ、まず着手したのは?

おすすめの連載

特集・連載一覧をみる
広報会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する