市場規模400億円と、若年層を中心に売上を伸ばすエナジードリンク市場に新規参入したマルコメ。異業種への参入にあたり、新たなターゲットにリーチするため、どのようなPR体制をとったのだろうか。
従来の「味噌」PRから一新
老舗味噌メーカーのマルコメは今年3月、同社初となる飲料「糀エナジードリンク hacco(ハッコ)」を発売した。「hacco」は20代の働く女性をメインターゲットとした糀を原料としたエナジードリンク。既存商品である味噌関連商品のターゲットは50~60代が中心という中で、初の20代向けの商品となる。
広報としても「初めてのことだらけだった」(広報部 PR課 松井久仁子氏)と話す「hacco」の商品プロモーション。これまではCMや店頭での販促イベントがプロモーションの中心だった中で ...
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