
引退したボーイング747に自分の夢を書き込む
閉会後は、新入社員の代表者によってボーイング747への寄せ書きが。ジャンボの大きさに圧倒されながらも、長い仕事を終えた機体に思い思いに自分たちの夢を書き込んだ。機体にペンを走らせるという“レア体験”をした新入社員らは、メディアのぶら下がり取材も経験。後ろには絵作りのためにタオルを持って控えた社員も。
3月31日に引退したジャンボジェット「ボーイング747-40」の前で、4月1日の朝、ANAの入社式が行われた。今年入社するのはANAグループ26社1089人(男性261人、女性828人)の新入社員。航空会社のシンボルとも言える巨大な空間の中、ANAグループ CEOの伊東信一郎氏による訓示をはじめ、未来に向けた力強いメッセージがこだました。
LCCの台頭など業界の競争が増す中で、今年4月入社以降の客室乗務員の採用形態を、20年ぶりに契約社員から正社員採用に切り替えたことでも注目を集めたANA。メディア席にもっとも近い会場後方に座った、客室乗務員採用の新入社員は437人。就職難といわれる中、高い倍率をくぐり抜けて内定を勝ち取った新入社員の中には、式中に感極まってハンカチで目元を押さえる姿も目立った。
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