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人気メディアの現場から

取材先選定は最低3回訪問、街のすき間を伝える『散歩の達人』

武田憲人(交通新聞社『散歩の達人』編集長)

あのメディアは、テーマや取材先、紹介するもの・ことをどのように選び、決定しているのだろうか。そして、その裏にはどんな人がいるのだろうか。担当者のインタビューを通じ、それぞれのメディアの「今」に迫ります。

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交通新聞社 『散歩の達人』
『40歳からの東京酒場』号は、編集部員の「好き」が詰まった思い入れの強い号。「編集部員に共通しているのが酒好きという点。作り終わってから、“皆本当にお酒が好きなんだなあ”と実感。イキイキしながら作っていました」。

「寄り道」感覚の街歩き雑誌

「街歩き雑誌」のパイオニアとして、1996年の創刊から首都圏の街情報を発信している『散歩の達人』。『JR時刻表』でお馴染みの交通新聞社が発行する“大人のための街歩きマガジン”だ。メインとなる読者ターゲットは40代。毎号テーマに合わせて編集スタッフが街を歩き回って“散歩”情報を集める。

『散歩の達人』は、「一言で言うと街の“すき間”を伝える雑誌」と話す、編集長の武田憲人氏。「すき間の魅力を伝える、寄り道感覚の雑誌という感覚が強い。新しいとかおしゃれとか、そういった視点だけではなく、むしろどこか“見つけるとほっとする”“街の隅っこで人知れず頑張っている”そんなところを探り当てて光をあてたいと思っています」。

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