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地域活性化のプロが指南

『地元視点からの脱却』が功を成した、大分県日田市の人気ご当地グルメ

佐藤真一(バリュー・クリエーション・サービス 代表取締役)

あの手この手で繰り広げられている自治体のPR合戦。地域の魅力を発信していくにあたり、押さえておくべきポイントとは?地域活性のプロが、リレー形式で指南します。

日田市の“水と森の恵み”である山の幸、川の幸を寿司ネタに使った“ひたん寿司”。海のない地域が地域資源を活用して、観光客向けに開発した商品。器には地元の“小鹿田焼き”を使い地域色を演出。

売れるものには“仕掛け”がある

皆さん、はじめまして。今回から5回の連載企画でこのコーナーを担当することになったバリュー・クリエーション・サービスの佐藤です。自らを“バリュー・クリエイター”と名乗り、その対象が持つ潜在価値を発見し、カスタマー視点×メディア視点で情報の価値化を創造し、効果的かつ効率的なPRにより、価値の最大化を日々追求しています。起業してから約7年間で100カ所以上の地域活性&観光振興に携わってきました。

地域活性を成功に導く上で「自治体PR」のあり方はとても重要な観点であり、限られた予算の中で効果と効率が求められています。こうした中、これまでの自治体PRのあり方を振り返ると、さまざまな課題が浮き彫りになっています。本連載の第1回目では自治体PRの現状と課題を明確にすることにより、第2回目以降に提示する「実践編」につなげることを目的としたいと思います。

「良いものが売れるとは限らない」のが現実の世界です。「売れるものには“売れる仕掛け”が存在する」わけで、“売れる仕掛け”とは“戦略的な広報・PRのあり方”にあると言えます。ほとんどの自治体が毎年のように広報PR予算を計上し、さまざまな手段でPRを実行し、成功と失敗を繰り返しています。現実には失敗事例の方が圧倒的に多いのではないでしょうか?

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