情報を世に広めるにあたり、また多岐に渡る広報業務を進めるにあたり、独自のノウハウと第三者視点を持ったパートナーの存在は重要だ。発注側とパートナーとが一緒になり、明確な目標を持って進むことが特に必要となる。では、仕事を発注したくなるパートナーの条件とはどのようなものなのか?
医薬品、食品、化粧品など多くのブランドを抱える常盤薬品工業では、プロジェクトによってパートナーとなるPR会社を変え、案件ごとにPR会社の強みを見極めて発注することが多い。「パートナーとして、お互いにぶつかり合える存在になれるとベスト」(広報・宣伝部 広報グループ)と話すように、パートナーには能動的かつ積極的な姿勢が必須と考える。求めるポイントは大きく3点。
1つ目はレスポンスの速さ。発注前から注意して見ているポイントで、「レスが早いかどうかは、メディア視点で見た時に信頼してもらえるかどうかの基準になるので、特に重視しています」。
2つ目はメディアとの強いパイプを持っていること。「“今度こういう特集がある”など、パイプが強いからこそ得られる情報を常日頃から収集してくれるのはありがたい。長くお付き合いする際のひとつのポイントです」。
あと56%