夏の旅行動向に関する調査リリース
調査結果がそのままニュースに
JTB
過去からの推移とあわせてデータを提示できることも強み。時流に沿った質問も入れ、その年ごとの流行(傾向)を明確に打ち出せるように工夫している。合計11ページ構成。調査対象数は1200人。
2枚目からは、「2013年夏休みの旅行の特徴」としてグラフや表をもとに説明。「総旅行人数・総旅行消費額が過去最高、旅行人数は国内が過去最高を予測、海外は昨年より減少旅行平均費用は国内・海外共に上昇」と、冒頭で全体傾向を端的にまとめているのもポイント。
2013年で45回目。1969年から毎年継続して行っており、定点観測としての意味合いも強い。航空会社の予約状況、1200人から回答を得た旅行動向アンケート、JTBグループの販売状況、業界動向から推計したもので、毎年ニュースなどで旅行が話題になる際には、多くのメディアで同社の調査結果が用いられる。同社が行う旅行動向調査は、人の動きが大きい時期を中心とした(1)ゴールデンウィーク、(2)夏休み、(3)年末年始、(4)来年度予測の4つ。現在では、メディアに限らず社会的に注目されていることから、JTBグループとしての社会的使命という意味合いも担っている。
調査リリースのできるまで
2013年 5月下旬 | 方向性の確認(今年度の特徴や、世の中の動きに合わせた切り口設定) |
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5月下旬~6月初旬 | アンケートを含む各種調査実施 |
6月中旬~下旬 | データをもとに、JTB総合研究所とともに分析 |
6月下旬~7月初旬 | リリース作成、確認および修正 |
7月初旬 | 配信 |
ポイントは、
(1)毎年同じ質問を実施し、その年ごとの違いを的確に捉えること、
(2)その中で時流に沿った質問も交え、その年ごとの流行も打ち出すこと。
配信日 | 2013年7月3日 |
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配信方法 | 国交省記者クラブにリリース配布、業界紙・各メディアの記者に対しメールやFAXなどで配信。自社サイトにも掲出 |
対象メディア | 合計約100媒体。新聞、雑誌、ウェブメディアに配信後、記事化。そこから派生し、テレビやラジオなどで紹介されるケースが多い |
露出結果 | 発表翌日の新聞では、全国紙5紙(朝日新聞、読売新聞、日本経済新聞、産経新聞、毎日新聞)に掲載。NHKはじめテレビでは3~4媒体で紹介。ラジオ番組やウェブニュースなどでの引用も多数 |
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