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デジタル広報「再」入門

広報が知っておきたいSEOの考え方

住太陽(ボーディー 代表取締役)

検索とは検索者が投げかける質問である。そして検索結果に求められるのは、質問に対する的確な回答である。国内SEOの先駆者として登壇することも多い住太陽氏とともに、いま求められているSEOのありかたを再確認する。

人は興味のあることを検索する

検索を情報発信チャネルの一つと考えるなら、企業広報は大きく発想を転換する必要がある。企業側にとって都合のよいメッセージを一方的に発信する従来の発想から、検索者が欲しがる情報を発信するという発想への転換だ。なぜなら、人は自分の興味関心に基づいて検索するのであって、興味も関心もないことについて検索することはないからだ。

検索者のトラフィックを集めるためには、彼らが関心を寄せ、より深く詳しく知ろうとし、自発的に検索しようとするような話題が必要だ。それは検索者が抱えている課題や問題、悩みや不安など、検索者自身に関わる話題である。検索者が興味関心を抱いているのは常に自分自身についてのことであって、あなたの会社やその商品についてのことではない。これはSEOの前提だ。

企業が自社のことだけを話題にしている限り、検索経由で新たな訪問者を獲得することは難しい。それで集まるのはもともとその企業に関心のある訪問者層だけであって、それ以上の広がりは期待できないためだ。新たな訪問者を検索経由で獲得したいなら、検索者の関心事に沿った話題を提供しなければならない。

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