日本唯一の広報・IR・リスクの専門メディア

広報“私流”

日体大の受験者増を支えるPRパーソン

菊名博之(日本体育大学 企画部広報課 課長補佐)

123_01.jpg

2020年夏季五輪が決まる2013年9月のIOC総会を見守るパブリックビューイングを学内で開き、東京での開催決定の喜びを分かち合った。

日本体育大学(本部・東京都世田谷区)の広報課は、学生募集広報からメディアの取材対応、ウェブサイトやソーシャルメディア運用など広範囲な業務を6人でカバーしている。2007年から在籍する菊名博之さんは、すでに課内一のベテラン。主にウェブサイトや報道対応を担当しているが、経験の浅い課員の指導や相談にも乗るかたわら、「少人数なので何でもやる」という。

重要な役割のひとつが、より多くの高校生や保護者に関心を持ってもらうための学生募集広報だ。紙媒体やウェブへ広告出稿も行うが、高校に直接足を運ぶことが基本中の基本。8月から始まるAO入試前の5月~7月をピークに、高校が開く進学相談会に赴く。3年生と1年生では関心の対象が異なるため、聴講する学年ごとに内容を組み立てる。

「日体大はスポーツをやるためだけの大学ではありません」。説明会で繰り返すのがこれだ。最大のミッションは、スポーツ指導者や教員の育成であり、その対象は児童から高齢者、障害者にも及ぶ。多くの人が「誤解」しているそのイメージは、オリンピックや箱根駅伝などでの選手の活躍の裏返しでもあるが、広報として教育内容や大学の目指すものを正しく伝えていく必要があると考えている。既存の体育学部、児童スポーツ教育学部に加え、今年4月には医療分野の人材育成を担う保健医療学部を新設する。昨年から今年にかけてはこのことを主軸に据えて周知を広めてきた。

あと54%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

広報“私流” の記事一覧

日体大の受験者増を支えるPRパーソン(この記事です)
経営理念は「Smile&Sexy」、ユニークさで社名広める外食広報
元アナウンサーの市長が仕掛ける「いい、加減。」なシティプロモーション
100周年事業にはマイケル・サンデル来学。西南学院を誇り持てる場に
世界一周から帰った男が思い描く、国際舞台で日本人が活躍する日

おすすめの連載

特集・連載一覧をみる
広報会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する