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話題をつくる人の考え方

個人SNSでレスリング応援、いつの間にか協会広報委員に

保髙幸子(日本レスリング協会 広報委員)

今年2月、レスリングが五輪種目から除外されるかもしれないという危機を迎えました。署名活動などに奔走し、幸い9月に種目存続が決定しましたが、レスリングの国際連盟と日本レスリング協会、IOCとの関係などで派手な反対運動ができず、かなり苦労しました。私は個人のツイッターやフェイスブックで署名を求めましたが、協会の広報委員として普段からレスリングについて発信していることを知る、SNS上の仲間たちにかなり勇気づけられました。

私がレスリングに出会ったのは、写真部に在籍していた高校生の時です。もともとスポーツが好きでよく撮っていましたが、アトランタ五輪をテレビで見て、そのアクロバットな技が次々繰り出される様子にすっかり魅了されてしまいました。日大芸術学部で写真を学んで3年生になり、「好きなものを撮っていい」と言われた時、迷わずレスリングを撮りたい、と思いました。大学3、4年生の時は週2回ほど大学レスリングを中心に試合を撮りに行っていました。卒業してフリーになり、2002年の世界選手権モスクワ大会から国際試合にも自費で駆けつけるようになりました。もっともっとこの種目の魅力を伝えたいと思っていた矢先、08年にレスリング協会の広報委員にならないかとお誘いを受けました。

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