2015年春の新幹線開業まで1年あまり。PRサポーターからロゴ制作、地域資源に再び焦点をあてた取り組みなど、開業に向け、沿線を中心にあの手この手のPR合戦が繰り広げられている。
長野

長野県/「しあわせ信州シェアスペース」
長野県は、来年夏に東京・銀座でのオープンを目指す首都圏総合活動拠点「しあわせ信州シェアスペース」(仮称)の整備構想を11月に発表した。東京都に拠点を設置するのは、北陸新幹線金沢延伸や20年の五輪開催決定で注目を集めているため。信州ブランドの食品を販売し、首都圏の住民との交流の場を設けるなどして長野県の魅力を発信する。拠点は、銀座に来年3月末に完成予定のビルの計3階分延べ394平方メートルを予定している。
首都圏の人と県のつながりを深め、県の魅力を広く発信することが狙い。信州ブランド商品の展示販売のほか、県ゆかりの飲食店の出店、生産者らと交流できる空間などを展開。共同オフィス「コワーキングスペース」も設け、県と首都圏を巻き込んだ新たなビジネス創出も目指す。
新潟

シンボルマークも活用
連携5市プロジェクトとして、企業・団体・個人問わず使えるシンボルマークの活用も促す。
新幹線まちづくり推進上越広域連携会議/PRサポーター、グッズ展開
新潟県上越市や妙高市など官民でつくる「新幹線まちづくり推進上越広域連携会議」は、北陸新幹線開業に向けた機運を高めようと、ポロシャツやペーパークラフトなどのグッズを制作している。また、一口1000円で応募する「開業イベントPRサポーター」も募集中。応募した人には開業に向けたイベント情報が提供されるほか、グッズなどがプレゼントされる。
あと56%