2分間の映像で日立グループのビジョンを表す
日立製作所は、世界のグループ企業約950社、従業員32万人にグループ・ビジョンを浸透させる目的で「ビジョンムービー」を制作し、10月に自社サイトで公開した。
ビジョンムービーは約2分。4月に初めて英語で制作したグループ・ビジョンの文言を「歌詞」にし、曲をつけた。前半はCGでグループの事業領域を表現しているが、後半の実写には事業を説明する映像はない。
制作を担当したブランドコミュニケーション本部グループブランド戦略部部長代理の大野弘貴氏は、「人々の暮らしの何気ないところで、日立の事業が役立っている。その風景を表現した」と話す。ビジョンでは「社会が直面する課題にイノベーションで応える」「活気あふれる世界を目指す」など大方針を掲げる。日頃の仕事には直結しづらいビジョンを歌で浸透させ、「ふとした時に『この積み重ねが活気あふれる世界につながるかも、イノベーティブかも』と気づいてもらうきっかけにしてもらいたい」考えだ。
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