「むすび丸」は、宮城県と県外も含む周辺の自治体、団体、企業からなる観光振興団体「仙台・宮城観光キャンペーン推進協議会」のキャラクター。2007年に協議会とJR6社が連携した観光PR企画「仙台・宮城デスティネーションキャンペーン」のシンボルマークとして誕生した。「むすび丸」は公募による命名。有名な大名の伊達政宗をモチーフにデザインした。
誕生当初は頭部のイラストのみだったが、2008年に着ぐるみが登場し、各地で開かれる観光PRイベントに出席する。着ぐるみの服装は「甲冑」「祭り」「スポーツ」の3種類あり、登場するイベントの内容に応じて使い分けている。服装に応じて、「甲冑」では剣舞、「スポーツ」ではオリジナルダンスなど、パフォーマンスも変える。
協議会では、「むすび丸」の観光PRへの活用の一環として、申請を行えば無償で「むすび丸」のイラストを商品パッケージなどで使えるようにした。お土産などの商品で利用され、2007年から今年9月まで、商品売上など約90億円の経済効果が弾き出された。
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