一杯飲み屋、屋外、オープン席......気軽さがポイント
「高級店」よりも「日常的に使える街の飲み屋」が支持される傾向。「懇親が目的であることから、“この店なら行ってもいいかな”となるべく気軽に足を運んでもらいたい」というのが一致した意見だ。
メディアと個別に食事に行く際のお店選びのポイントについて、広報担当者にヒアリングした。多く挙げられた条件は、“味の良さ”“雰囲気”“立地”“コストパフォーマンス”の4点。高級店よりも、日常的に使える街の飲み屋を支持する声が多く、肩肘張らず、カジュアルに使えるお店を選ぶ傾向が見られた。「敷居の高い、高級なお店を指定すると逆に嫌がられることも。なるべく気軽に足を運んでもらえるようなお店を選ぶ」、「個別に食事に行く機会では、ざっくばらんに会話したい。会話が弾むよう、オープンな雰囲気で賑やかなお店を選ぶことが多い」などの声。
最寄り駅の駅前に「一杯飲み屋」が並ぶ東京・葛飾区の下町に本社を構えるA社では、取材に来たメディアを“一杯飲み”に誘うことも多い。ディープな下町飲み屋が並ぶエリアとして雑誌などでも紹介されることの多い場所だが、中には午後イチくらいから店の前に行列ができるという有名店もあり、「(本社に)お越しいただく記者さんは、みなさん心惹かれるようです」(広報担当)。
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