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担当者が語るIRの現場

スタートトゥデイ、海外にも積極発信で外国人持株比率30%

スタートトゥデイ

従来の定型的な情報開示に留まらず、多様な方法で株主や投資家、アナリストに社の魅力を伝えようと試みる、IR実務担当者によるリレー連載です。

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四半期の決算報告書は、日英同時配信。海外投資家に時間的な不利益が出ないよう工夫している。

当社は日本最大級のファッション専門E コマースサイト「ZOZOTOWN」の運営を中心に事業展開しています。今期中にも年間商品取扱高1000億円に到達する見込みですが、アパレル商材を扱い始めた2004年当初は「実物を見ずにインターネットで洋服を買うなんてあり得ない」という考えが主流でした。決して追い風とは言えない環境下でしたが、当社はファッションEC四種の神器(商品、顧客、サイトデザイン、物流)とファッション大好き人間が集まっていることを武器に高成長してきました。

IRについては、07年12月の株式上場当初から海外も含め積極的に行ってきました。「流動性向上」をIRのミッションとし、グローバル的見地からもオンリーワンと言える当社のビジネスモデルを機関投資家に丁寧に伝えるよう意識してきました。例えば、当社の競合先として頻繁に名前の挙がる楽天、アマゾンとはビジネスモデルが似て非なるものであることを丁寧に説明し、なぜ競合とならないのか? 本質的に競合と考えるべきはどこか? まで理解していただく努力を続けてきました。

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