イベントには世界7カ国から15人の公認サンタと香港から公認を目指すサンタ2人が来場。会場内では会議や選考会以外にもサンタとのふれあいスペースの設置や、ゲームイベントも開催した。
クリスマスに関わる歴史や文化の継承を目的とする「グリーンランド国際サンタクロース協会」に公認された各国のサンタが集まる「世界サンタクロース会議」が9月8日、熊本県天草市で開かれた。デンマークの首都コペンハーゲンで毎年開かれているもので、日本での開催は初めて。天草はキリスト教の布教以来、禁教令の下でもクリスマスを祝った土地であることを知ってもらおうと、日本唯一の公認サンタでミュージシャンのパラダイス山元氏と脚本家の小山薫堂氏が招致した。
前日の7日は、世界中から集まるサンタの出迎えイベントを天草飛行場で開き、2000人以上がサンタを歓迎した。8日の会議では、協賛企業からの提案商品にサンタクロースの「公認」を与えるか否か、また天草での今後の活動内容などについてサンタたちが議論した。このほか、次年度以降も天草で会議を開くことを可決。天草市を「サンタクロースの聖地」に認定した。
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