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五輪緊急特集 オールジャパンPR

合宿誘致に選手育成強化、自治体も五輪に期待

編集部レポート

事前合宿の誘致、観光誘客、さらには地元出身アスリートの育成など、地域活性化のために各自治体の取り組みも熱を帯び始めた。

板橋区はいち早く、五輪招致決定のニュースにあわせた展示を区役所本庁舎で開始した。

石川県は北陸新幹線延伸にあわせ、五輪による観光誘客も見込んで「観光おもてなし塾」を開始した。

合宿誘致

参加国の事前合宿を誘致しようと、施設やアクセスの良さなどの立地、食文化などをアピールし始めた。被災地への合宿、関連大会の積極的な誘致も計画されている。

主な自治体とアピールポイント・取り組み内容

北海道(涼しい気候と食の宝庫、道内の競技施設や宿泊施設、観光情報などを集約したデータベース作成)、石川県(カヌーチーム受け入れ実績、北陸新幹線開通によるアクセスの良さ)、岐阜県(高地に16 種類の充実したトレーニング施設)、静岡県(温暖な気候と各種競技施設の充実)、島根県(北京五輪前のアイルランドチームの合宿実績)、岡山県(サッカーW杯の事前合宿実績)、福岡県(北京五輪前、国内最大規模の175人の受け入れ実績)、宮崎県(プロ野球巨人軍など多くの運動チームの合宿実績)、茨城県(つくば市・水戸市で施設新設・改修計画)

観光誘客

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