
11年の東日本大震災後、在籍する日本人選手を中心に3日後には募金活動を始めた。
2013年からは読売巨人軍球団代表付アドバイザーも務める広岡氏。球団のミッションは、「勝つこと」、「利益を上げること」に加え、「品格を示すこと」と話す。「球団も一企業として、地域や社会にいかに還元するかを考えなければならない」と。メジャーでは「レベニュー・シェアリング」という仕組みで、"稼ぐ球団"が"稼げない球団"に利益を分配する制度を設けているほか、各球団がそれぞれに慈善活動に注力し、選手たちも積極的に協力している。「日本の人気球団も、自発的に利益を社会に還元した方がいいと思いますが、メジャーに比べれば、日本では意識も行動も遅れている」と広岡氏は指摘する。
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