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「トーハク」の愛称で、古い・敷居が高い博物館のイメージを一新

東京国立博物館

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キャラクターを使って敷居を下げる
キャラクター「トーハクくん」と「ユリノキちゃん」は、それぞれ代表的な収蔵品の一つである踊るハニワや館の正面玄関前にあるシンボルツリーをモチーフにしたもの。子ども向けパンフレットやSNSで活躍中だ。

来館体験そのものを訴求

東京国立博物館の広報室は、ウェブ担当2人、報道対応や広報誌・ポスター・チラシなどの制作物担当3人、問い合わせ対応と庶務を担当する1人にマネージャーを加えた7人体制。特別展の企画・運営や展示デザイン、児童・学生向けの教育普及、海外への情報発信を担う部門などを束ねる学芸企画部で、他部門と連携しながら博物館の情報を発信する。

雑誌編集を経験後、広報室長としてチームを束ねる小林牧氏は、「来館者をいかに獲得するかという命題のもと、短期的な宣伝機能を担うことも多いが、日本美術の素晴らしさや博物館の存在意義を伝える長期的な広報機能が問われるようになってきた」と話す。来館者数は毎年100万人を超えるが、特別展の企画内容によって、その数は大きく左右される。また、来館者は中・高年齢層に偏り、リピーターが多い。「国を代表する美術館として、より多くの方に来ていただくポテンシャルがある。新規来館者を取り込むためには、収蔵品による総合文化展を中心に博物館全体の魅力を発信する必要がありました」。

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