ぐるなびが運営する「楽天ぐるなび」は、ネット予約で楽天ポイントが貯まる飲食店の情報サイトで、月間利用者数は3200万人。飲食店のWeb販促活動を支援するエージェント機能の確立にも注力している。1996年の開設から、多くの飲食店を支援し続けている同社の飲食店支援事業部 畑島啓人氏に「常連客が多い店舗」の共通点を聞いた。
ぐるなびが運営する飲食店情報サイト「ぐるなび」は、2023年10月から「楽天ぐるなび」へと名称を変更した。通常より多くの楽天ポイントがもらえるキャンペーンを開催するなど、店舗の集客支援を行っている。
ソフトとハード両方のアプローチが重要
様々な飲食店を横並びで見てきた同社の飲食店支援事業部で埼玉グループ長を務めている畑島啓人氏に「常連客が多いお店の共通点」について聞いたところ、大きく分けて5つのポイントがあるという。
「まず一つ目は、常連客個人にカスタマイズされた接客ができていることです。地道なことですが、常連客の名前や好きなメニューを把握しているお店は強いと思います。『今日もいつものメニューを注文されますか?』といった声掛けまでできていると、なお良いでしょう。2つ目は、働いているスタッフへの接客教育が行き届いていること。…
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