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シン・トップの現場力

ピザハット新社長の成長戦略 目指すのは「皆を幸せにする会社」

篠崎幸男氏(日本ピザハット・コーポレーション)

全国に610以上の店舗を展開しているピザチェーンのピザハット。順調に店舗数を増やし、好調に推移している。そんな同社が2024年10月1日付で社長を交代。新たに篠崎幸男氏が就任した。篠崎社長が目指すのは「皆を幸せにする会社」。そうなるために必要だと考えている戦略と想いを取材した。

ピザハットを取り巻くすべての人が幸せになることを一番に願う

──社長に就いたのは2024年10月です。就任にあたって、どのような想いを持っていましたか。

社長を拝命するにあたって、一番に願っているのは皆さんが幸せになることです。ここで言う「皆さん」とは、社員はもちろん、その家族、パートナー。お客さまや株主の皆さんをはじめとしたステークホルダーなど、ピザハットに関わってくださる方々全員のことを指しています。

幸せというとかなり漠然としていますが、例えばピザハットを見たり、聞いたり、食べたり、思い出したりしたときに、「ホッとする」こと、「笑顔になる」こと、「誇らしく思う」ことも、幸せの一部だと思っています。ピザハットの経営理念でも、「私たちはピザのチカラを通じて、人々に笑顔と感動をお届けし、明るい社会の実現に貢献します」と掲げているように、やはり「幸せ」という言葉は、当社にとってのキーワード。ピザハットが愛される企業になるために、経営を推し進めていきたいという想いでした。

売るべき店舗で売るべき商品を届ける

──経営戦略についても伺います。ピザハットがこれからより成長するためには何が必要だと考えていますか。

重要になるのは、商品・価格戦略、店舗戦略、広告戦略、人材戦略の大きく4つだと考えています。その中でも現在最も重視しているのは、商品戦略と店舗戦略。売るべき場所で、売るべき商品を販売することで、確実に利益を出せる会社を目指していきます。

まず商品戦略。定番商品の改善は絶えず行っていきます。…

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