ローソン、三菱商事、KDDIの3社がタッグを組み「未来のコンビニ」に向けた取り組みを発表した。「Real×Tech Convenience」という新コンセプトの実現を目指し、ローソンの新店舗では、スマホレジやAIサイネージ、ロボットやリモート接客などを試験的に導入する予定。実店舗と様々なテクノロジーを組み合わせ、顧客体験の向上を目指すローソンに話を聞いた。
2024年9月、ローソン、三菱商事、KDDIの3社は、コンビニ業界の“未来を見据えた”新たな取り組みを開始した。プロジェクトを通じて、店舗や地域社会に寄り添った「Real×Tech Convenience」の拡大を目指している。
今回のプロジェクトでは、三菱商事の原料調達や製造物流を含むサプライチェーンや、海外の広範な事業ネットワークを活用。これに加え、通信関連事業を基盤にした顧客接点とデジタル技術を強みとするKDDIと協力し、ローソン店舗のさらなる変革を推進する方針だ。
本取り組みの核となるのは、KDDIが2025年春に本社を移転する「TAKANAWA GATEWAY CITY」に開店予定の2つのローソン店舗。これらの店舗は、未来のコンビニを目指すリテールテックの実証実験の場となるという。
次世代のコンビニへ ローソンが進化し続ける理由
近年、コンビニ業界のデジタル化は急速に進んでいる。…
あと81%