日常品とレコードがなにげなく共存
震災を機に「地域の拠点」をめざす
100人以上が集った25周年パーティー

店の棚を背景にシングル盤レコードを持つ進藤氏。「店に日常品を買いに来たお客さまがふと気づいて棚のレコードを買っていったりするような、日常品とレコードがなにげなく共存している棚が理想です」。
都営地下鉄新宿線の浜町駅を降りて徒歩5分程、新大橋通り沿いにあるのがレコードコンビニYショップ上総屋。外から見ると普通のコンビニに見えるが、入店すると飲料や菓子パン、スナック菓子などの棚の横に、ずらっと大量のシングル盤レコードが並んでいる。「歌謡曲、演歌やAOR、ブラックミュージックなどジャンルを問わず常に4000~5000枚は置いています」と話すのは店主の進藤康隆氏。
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