芸能人よりも親近感がある、身近に感じるといったイメージがあったインフルエンサーだが、近年はランウェイを歩いたりハイブランドのイベントに招待されたりと、少しその印象が変わってきている。いまの若年層は、インフルエンサーに対してどのような印象を持っているのか、SHIBUYA109 lab. 所長の長田麻衣氏に話を聞いた。
SNSが普及した2010年以降、芸能タレントではなく「インフルエンサー」をマーケティングや販促施策に起用する企業・ブランドが増えはじめた。
当初はインフルエンサーと呼ばれる人も少なかったが、約15年経った2024年現在、インフルエンサー/クリエイターは増え続け、ファッションショーに出演したり、ブランドの発表会に招待されたり。活躍の幅が拡大するにつれて、消費者が彼らに向ける目線も変化してきている。
インフルエンサーは当たり前 消費者はより客観的に判断
SHIBUYA109 lab. 所長として日々若年層とかかわっている長田麻衣氏は、「インフルエンサーが企業に起用されはじめた頃と比べて、消費者が彼らに対してより客観的な目線を持つようになったと思います」と話す。…
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