アイデアを言語化した企画書はコンペにとって重要な材料。しかし、企画書だけに注力してもコンペには勝つことができません。制作した企画書をたずさえ、自分の言葉で話し、企画の魅力や価値を伝えることも必要不可欠であるはずです。ここでは、企画を提案するにあたり、知っておくべきプレゼンの心構えと実践方法を学びます。
プレゼンの最終目的は、「納得」を超えた「採用/承認/合意」という具体的な決断を、相手から引き出すことです。その意味で、企画を相手に理解し、納得してもらうための企画プレゼンの重要性は言うまでもありません。
では、理想のプレゼンとはどのようなものか。それは「確認」だと断言します。なぜなら、事前に提案内容について大枠の理解が得られていれば、プレゼン当日は「念のため確認する」程度で企画が通るはずだからです。もちろんこれは理想論ですが、プレゼンで勝つためには、どれだけ事前にこの理想である「確認プレゼン」に近づけるか?という思考が必要です。
プレゼンにおける4つの鉄則
こういった「確認プレゼン」へと近づくためには4つの鉄則があると、私は考えています(図)。
図 プレゼンにおける鉄則4つ
…
あと81%