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販促会議 企画コンペティション

⼀次・⼆次審査を担当した審査員からの講評

第16回「販促コンペ」の結果発表も最終局面へ差し掛かっています。今回は4889件の応募があり、そのうち一次審査を通過したのが341件。次の二次審査も通過したのは119件と、今回も狭き門のコンペとなりました。ここでは、一次・二次審査を担当した審査員による講評を紹介します。

井川優衣子氏
博報堂/TEKO LEVERAGE
クリエイティブディレクター/プロジェクトデザイナー

一次・二次審査においては①課題に応える企画であるか、②動かす人やシーンがはっきりとしているか、③企画が伝わる企画書になっているか、の3つのポイントをクリアすることで企画の通過しやすさがグッと上がるのでは、と思いました。企画を粘る時間の何パーセントかを “見直し” に使えるとより良いのかもしれません。その上で、自分の実体験や親しい人との会話から生まれたリアリティや、まだ誰にも見つかっていない企画を見つけるぞという熱量が乗っている企画は、強い光を放つのだと改めて実感しました。ありがとうございました。


市川晴華氏
CHOCOLATE
プランナー/クリエイティブディレクター

今年、審査をして思ったことが3つあります。何か参考になれば嬉しいです。①販促コンペの審査では「正しい企画」よりも「新しい企画」のほうが明らかに目立つ。真面目にお題に答えようとすると、インサイトが抜けやすいし、既視感に陥りやすい。ここはコンペなので「見たことのない新しいアプローチ」の方が大事。②「無理やり成立させようとしている企画」は、企画書に焦りがあって、それが伝わってくる。③「商品をコンビニに置く」みたいな、場所頼みの企画は、どんな商品だってそれができれば早いのでチート的で、コンペでは難しい。


加藤 大氏
モメンタム ジャパン
エクスペリエンスデザイン局
シニア・クリエイティブ・ディレクター

二次審査の審査員として、たくさんの優秀な一次審査通過作品を審査いたしました。私なりの採点方法で各課題の高得点作品を並べてみると、…

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