環境に配慮された販促ツールが社会的に求められているとはいえ、クライアントの予算やスケジュールが優先され、結果的に採用されないこともある。そういった事態を防ぐためには、企業が環境配慮型販促物を使いたいと感じるポイントをおさえ、提案することが求められる。その極意を店頭販促の支援を手がける美工 専務取締役の山根英司氏が語る。
私たち美工は、什器やPOPを開発して、企業の店頭販促に関するお手伝いをしている制作会社です。クライアントや協力会社と買い物の新たな価値を共創し、自然と共生するためにはどうすればよいかと考える中で、サステナビリティを意識し始めました。本格的に環境配慮型の販促物制作に注力するようになったのは2019年、当社のブランドブックを作成したタイミングです。
そこから、全社的な取り組みとして、環境にやさしい原材料の利用促進や、店頭販促物でよく使われるフックを当社独自の環境対応型にするAといったことを提案し続けてきました。近年では、クライアントからも当たり前にそれらが求められるようになってきていますし、「環境に配慮しているか」が什器採用の判断基準の一つにもなってきています。
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