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「環境配慮」は必須項目へ サステナビリティ販促のススメ

イベントプロモーションにおけるサステナブルマインドの今

大髙良和氏(電通ライブ)

持続可能な開発目標「SDGs」の達成期限まで残り6年を切った。什器をはじめとした販促物の制作・廃棄が問題になっているイベント、ポップアップストアにも実現に向けた取り組みが求められている状況だ。「エシカルな販促物の導入」「エシカルな運営」はどのように行っていけばよいのか、「サステナビリティに配慮したイベントガイドライン」を公開している電通ライブの大髙良和氏に聞いた。

読者の中で、「ISO20121」というワードを聞いてピンと来る方はいらっしゃるでしょうか。イベント運営における社会的責任と環境マネジメントシステムに関する要求を定めたもので、持続可能性を目指すロンドン2012オリンピック・パラリンピックの開催を受けて、策定された国際標準規格です。東京2020オリンピック・パラリンピックでも、近代オリンピック史上初めての延期が話題の中心となっていた裏で、「ISO20121」が採用されていたことはあまり知られていない話です。

改めて自分たちの仕事を振り返ってみると、イベント終了後はもちろん、会場設営時にも多くの廃棄物が発生しています。それに伴い、多くのCO₂を排出し、環境負荷を与えている状況です。GHG(CO₂を含む温室効果ガス)排出量開示の義務化も進んでおり、広告やイベントはScope3に該当します(図1)。Scope1・2という自社の製造に関わる活動だけでなく、その先の生活者が...

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